血糖値対策に有効な漢方薬<春ウコンの有効性>
貴方は春ウコンをご存じだろうか?
お酒をよく飲む方などは「ウコンの力」などの商品でお馴染みかもしれません。
ここで私がご紹介するのは上記のような加工品ではなく、純粋な春ウコンの粉末です。
春ウコンは糖尿病に有効であることが分かっています。
私は高血糖や高血圧に加え眩暈や疲労感など若干の虚弱体質な面もあり、一時期はサプリに春ウコンを合わせて実践していました。
具体的なエピソードをお話すると私の場合は食後に血糖値が不安定になって気持ち悪くなったり、吐き気や頭痛、倦怠感が頻繁に起こっていたので本来楽しいはずの食事が非常に苦痛になっていた時期がありました。
そこで、血糖値を下げる用のサプリや漢方薬を調べまくっていた時期があったのですが春ウコンは私の父に教えてもらいました。
私の父はサプリマニアなので色々な健康食品やサプリについて詳しい人なんです。
ですがいくら「良いものだよ」とすすめられても自分でその効果や効能について調べてからでないと自分の体質に合うのかなど心配なこともありましたので、春ウコンの糖尿病に対する有効性について私なりに調べました。
するる『春ウコン研究会』という春ウコンの各種病気に対する有効性に対する記事を実例を交えて紹介してあり、C型肝炎や肝硬変など肝臓に疾患がある方以外は特に副作用の心配がないことがわかりました。
ウコンは鉄分が多いので肝臓に疾患がある方の場合は肝臓に鉄分が蓄積していまい症状が悪化することがあるそうなので注意が必要なようです。
春ウコンを効果的に飲むために
必ず春ウコンを選んで下さい
血糖値対策で春ウコンを飲む場合にいくつか注意しなければならないことがあります。
ウコンには「春ウコン」「秋ウコン」「紫ウコン」など種類がありますが、必ず春ウコンを選んで下さい。
春ウコンは正式名「キョウオウ」と呼ばれカルシウム・カリウム・鉄・マグネシウム・リンなどのミネラルや食物繊維が豊富です。
また100種類以上の精油成分が豊富に含まれており、これが糖尿病患者にとってとても有効性の高い成分だと言えます。
精油成分というのは動脈硬化予防やコレステロールの分解、さらには癌予防にもなります。
対して秋ウコンはクルクミンが豊富に含まれており飲酒が多い人向けの漢方です。
春ウコン研究会の実例でも間違えて秋ウコンで実践されていたり、他の種類のウコンのブレンドで飲まれていた方は症状が悪化したり回復傾向が見られた後、ある時点から横ばいからの徐々に悪化という結果になっています。
さらに春ウコンだけ飲んでいても分量を間違えたり、飲み方のルールを間違えていた方も同様に十分な効果を実感できない結果となっています。
具体的な分量や飲み方は下の記事を読んでみて下さい。
1日に飲む分量と飲み方を守って下さい。
春ウコンは1日5gを3回〜5回に分けて飲んで下さい。
※最適量は個人差があります。具体的な分量計算は下図参照
(ukon_nomikata.jpg)
飲むタイミングは食前でも食後でも良いのですが、基本は食前で油分の多い食事をされる時は食後のほうが良いと思います。
間違えないでほしいのは、5gを3回飲むのではなく、5gを3回(1回当たり1.6gくらい)に分けて飲むことです。
これが糖尿病対策で最も最適な飲み方と分量です。
多く飲み過ぎたり、回数の法則をや破ってしまうと良い結果が得られないかもしれません。
また春ウコンはハッキリ言って非常に苦くて不味い漢方です。
飲みやすい加工品に手が伸びてしまいがちですが、悪いことは言わないので純粋な混ぜ物無し、余計な加工無しの粉末をお試し下さい。
ちなみに私が飲んでいるのは『屋久島春ウコン』です。
アマゾンなどで購入できます。
春ウコンの効果について、血糖値は下がった?私の場合
私が春ウコンを飲み始めて効果を感じ始めたのは飲み始めて2週間目くらいからです。
どんな所に効果を感じたかというと、食後に感じていた気持ち悪さやだるさがなくなったことです。
あの食後にくる何とも言えない倦怠感や吐き気が無くなっていたのです。
久しぶりにご飯が美味しいと感じることができました。
次に違いが表れたのが尿です。
少し汚いことを書いてしまいますが私の尿は泡だっていて少し濃い黄色という、しばしば糖尿病が疑われる尿の特徴に当てはまっていました。
それが、春ウコンを飲み始めてから健康的な尿と言われる薄いレモン色の尿が出るようになりました。
肝心の血糖値は飲み始めて3ら月くらいした頃に会社の健康診断がありましたが、ちゃんと正常値に治まっており、血圧も若干ですが回復傾向がみられました。
もちろん尿検査も正常です。
要再検査の結果を頂くことも多かったのですが、この時は血圧が原因の要経過観察までは回復できました。
(でも私は続けることができませんでした・・・理由は下の記事で別途記載)
体質が合うのであれば春ウコンは癌予防にも効果を認められている漢方なので飲んでみて損は無いと思います。
ただですね、やはりかなり苦くて非常に不味いですし飲み方のルールも少し面倒です。
春ウコンはその飲みにくささから人を選びます。
春ウコンとサプリを試すならインスリン治療が始まる前に
糖尿病も進行するとインスリンの投与が始まると思います。
インスリンを使うようになると低血糖症に注意しなければなりません。
インスリン投与をしているうえに春ウコンやサプリを飲んでいると、膵臓の回復期と重なってしまい効き過ぎて低血糖になってしまう可能性があります。
ですので、これら薬や漢方の管理が少し面倒になりますし注意が必要になってきます。
春ウコンは重度の糖尿病にも効果を発揮している漢方ではありますが、やはりルールを守った飲み方で1年以上の根気強い継続が必要になってきます。
安全に飲むために、早く効果を実感するためにはやはり軽度のうちからの服用を強くおすすめします。
前の記事でも書きましたが早く治したいからといって、過度に量を増やしたりしても無意味です。
特に肝臓に疾患がある方やインスリン治療を開始している方は絶対に過度の摂取はしないで下さい。
春ウコンはイイ、でも私は飲むのをやめた
春ウコンが糖尿病を始めとする生活習慣病予防や抗癌作用が期待できることは既述の通りなのです。
でも私は春ウコンを飲むのをやめた。
いや止めざるを得なかったというのが正しいです。
やめた理由は副作用が出たから、それも結構キツかったのでそれに耐えながら続ける余裕がなかったからです。
具体的には肝臓辺りをはじめ、両方の腰(腎臓のあたり)や背中に結構きつい痛みが出たからです。
座っているとお腹や腰を圧迫してその痛みが胸や脇のあたりまで広がってきたので寝れなくなるくらい痛むこともありました。
私と同じような副作用をアマゾンのレビューで書かれていた方もいたのでやはり合わない人もいるようです。
春ウコンは肝臓に疾患のある人は炎症などの副作用が起こる可能性があると書きましたが私は肝臓に病気はありません。
もしかしたら肝臓が弱っていたのかもしれませんが・・・。
同様に高齢者の方やお酒をたくさん飲む人は肝臓が弱っている可能性がありますので肝臓疾患を指摘されていなくても副作用が出やすいかもしれません。
春ウコンである程度、血糖値や尿など改善が見られたので続けたかったのですがとても残念でした。
私は体質的に合わなかったようです。
なぜ原因が春ウコンだと思ったのかですが、実は以前も同じように腰辺りの痛みが出たことがありました。
その時はウコンのせいだとは断定できなかったので一旦やめたあと痛みが治まってから再度服用を開始しところ服用から2週間〜3週間目くらいからまた腰や背中に痛みが出始めました。
服用を続けていると、どんどん痛みが増してきたのでまた一旦やめてみたところ数日で痛みが治まりました。
このことから痛みの原因は春ウコンで間違いないだろうという結論に達しました。
本当に残念です。












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